【PJウェルネスプログラム5期受講生】Yukoさん

5期受講生(2024年7月修了)の神奈川県在住、Yukoさん。平日は旦那さんが単身赴任で、フリーランスの仕事をこなしながら、9歳と7歳の娘さんをワンオペ育児されています。プラントフルジャーニー(以下、PJ)には、3カ月間のお試し版から入り、1年後に本講座に進まれました。1年経って、なぜ本講座に進もうと決心したのか?そして、PJ卒業後すぐにライフワークの『子ども向けのアトリエ』を開始することができたのか?ワンオペ育児を乗り越え、自身の夢に向けて大きな一歩を歩まれたYukoさんの、 “プラントフルジャーニー” を伺いました。
ーーーPJを知る前は、どのような課題をお持ちだったか教えていただけますか?
Yuko : 平日は夫が他県で働いて、週末しか帰ってこないため、毎日がワンオペ育児でした。私もフルタイムで働きながら、子供の習い事の送迎や夕食作りに追われ、とにかく慌ただしい日々。お惣菜を買ったり、ファミレスに頼ったりすることが続いていました。本当は、野菜もたくさん使った体に良いものを食べてほしいのに、時間がなくて簡単な食事で済ませてしまうことがストレスになっていました。さらに、私の体調面も子供を産んでからは疲れやすいし、寝ても疲れがとれない状況が続いてました。子供を寝かしつけた後にやっとできた自分の時間も、ソファーに寝そべってテレビを見たり、たらだら過ごして終わる。「この状況を何とかしたい」とずっと思っていました。
ーーーPJにはどのような経緯で興味を持ちましたか?
Yuko : エネルギッシュな華子さんに憧れていました。普段から華子さんのYoutubeを見ていて、「元気でバイタリティ溢れるカッコいい女性」というイメージが強かったんです。そんな華子さんも会社員時代は疲れ切っていたと聞き、「これってセールストークなんじゃないかな...」と少し疑っていたんです。ところがPJ説明会で「ここだけの秘密ですよ(笑)」と、多忙でお疲れだった頃の写真を見せてくださったんです。それを見て「今の私と全く同じだ!」と妙に親近感を覚えたんです。「食生活を変えるだけで人はこんなに変われるんだ」ということがリアルに感じられて、それから「私もPJで変わりたいな」と思い始めました。
ーーーYukoさんは食への意識が高い印象を受けますが、ご家庭が食への意識が高かったり、幼少の頃の経験など、何か思い当たる出来事はありますか?

Yuko : 4歳から祖父母と2世帯で暮らしていて、祖母の趣味が季節の手仕事でした。春には一緒によもぎを摘みに行ってよもぎ団子を作ったり。物心つく前から、祖母と一緒に料理をすることが日常の一コマでした。そういった経験から、自然と影響を受けていたのかもしれません。社会人になって一度遠ざかっていましたが、子育てで家にいる時間が増えたことで、慣れ親しんでいた「丁寧な暮らし」に立ち戻った感覚があります。
ーーー幼少期の体験がベースにあるんですね。お子さんの栄養やご自身の疲れを取るために、PJ以外に試したことはありましたか?
Yuko : いわゆる”普通”と呼ばれる食事に疑問を持っていました。例えば、乳製品が体に良くないとか、牛肉は環境に悪いという情報を聞き、牛乳を豆乳に変えてみたり。でも、ママ友から「豆乳は子供の体に良くないらしいよ」みたいな情報聞いて「え。そうなの!?」とまた牛乳に戻したり...。確固たる知識がないまま試行錯誤していて、振り回されている感じがしていました。
TPJで頓挫した私が、PJコミュニティで感じた安心感と新たな挑戦
ーーー Yukoさんは、お試し版のTPJからPJの本講座に入会されましたが、説明会に出てすぐにTPJ(お試し版)を受講しようと決めましたか?
Yuko : はい。当時は忙しかったので、PJのお試し版(本講座を体験できる簡易プログラム)のことを知って、「これならできるかも?」と思って説明会に出ました。その頃は、本当に変わりたいと思ってたので、ほとんどすがるような気持ちででした。月に5つレシピをいただけるのも魅力的で、プラントベースの料理に挑戦するにはピッタリだと思い、ほとんど悩むことなく「やってみよう」と思いました。


ーーー実際にお試し版PJ(以下、TPJ)始めて、どうでしたか?
Yuko : 最初は頑張って全レシピを作っていたんですが、途中で、家族全員が体調を崩した時期があったんです。ただでさえワンオペ育児なので、そこで一気にPJのレシピを作るのが滞ってしまって...。そのまま3カ月が経ってしまい、私の中では「TPJを十分に活用しきれなかった」という気持ちで終わってしまいました。上手に活用された人は、そのままPJの本講座に進まれたみたいですが、私は一旦ストップしたんです。
ーーーその時点では、いずれはPJの本講座に入会しようと考えていたんですか?
Yuko : はい。入会を見送ってからも、華子さんのYoutubeは見続けていました。その生き生きとした姿に触れる度に「いつか私もPJに挑戦したい」と思いが募っていきました。その頃は仕事複数を掛け持ちし、ワンオペ育児で毎日ヘトヘト。私があまりに疲れていた時期に、夫と話し合いをして「仕事を1つに絞り、自分の時間を作ること」を決めました。その時に、「今ならPJに取り組めるかな?」という希望があって。次の募集があったら「絶対に参加しよう」と心の中で決めていました。
ーーーTPJ(お試し版PJ)後に、そのままフェードアウトしてもおかしくない状況で、モチベーションを保ち続けられた理由はありましたか?
Yuko : TPJを始める一つのモチベーションだったのが、その時に取っていた『お野菜便』で届いた野菜を使って料理するというものでした。菊芋とか、ほとんど調理したことのない珍しい野菜が結構な量で入っていました。その野菜を使って、美味しい料理を作るのが一つの目標でした。TPJがうまく活かせなかったと感じたのは、おそらく自分の完璧主義的な性格もあったと思うんです。「せっかくレシピを5個もらったのに作りきれなかった...」と後悔したりして。なのでPJは時間を確保できれば、じっくり取り組めるだろうという考えがありました。

ーーー実際にPJに参加されて、印象深かったことはありますか?
Yuko : 人見知りなので、オンラインのコミュニティに顔出しで、しかも初めての方とお話しするのにはちょっと抵抗があったんです。でも本講座を始める時に、「せっかくやるんだから、基本的にはカメラオンで参加しよう」と決意しました。最初はドキドキしてたんですけど、華子さんやアンバサダーの方々、先輩方も同期もみなさんが本当に優しい。顔見知りの方が増えてくると、すごくアットホームで、だんだん楽しくなってきました。さらに転換点になったのは、少人数のアンバサダーラウンジで先輩方とざっくばらんにいろんな話をした時で、「あーすごく楽しいな!」と思ったんです。
ーーーアンバサダーラウンジでどんなことが起きたのですか?

Yuko : 大したことではなくて、雑談の中で「その日の晩ご飯何にするか?」というような話題だったんですけど、みんな飾ることなく「悩むな〜」と。「PJのレシピをたくさん作って来た先輩方でも、晩ご飯は悩むんだな」ということが分かり、シンパシーを感じました。最終的にみんなで話し合って「これを作ったらいいかもね」「いいね、私もそうする!」「また話しましょう」と言い合ってお別れした時に、まるで仲の良い友人と話した後みたいな、居心地の良さを感じたんです。
PJ中に宣言して始めた『子供のためのアトリエ』。
とんとん拍子で、20人を超えるビッグイベントも主催。
ーーー素敵な仲間ですね。YukoさんがPJ参加の理由の一つであった、バイタリティの面は、変化はありましたか?
Yuko : そうですね。最初は7〜9割程度をプラントベースにして、胃腸が疲れていないからか、元気が出てきたのを感じました。華子さんもそうなんですけど、PJのコミュニティでは色んなことに挑戦してる方がいて、前向きなエネルギーで満ち溢れているんです。私自身も体が軽くなると「ちょっと何かやってみようかな。やれるかも。」という感覚になっていきました。華子さんが『やらない理由をあげるんじゃなくて、やれる方法を考える』とよくおっしゃってたのが胸に響いていたので。今まで「忙しい」とか、「子供のことがあるから」とか、言い訳してきたけど「今ならできそう」と感じました。言葉に出すとやるしかなくなるので、「子ども向けのアトリエやります」と宣言しました。


ーーーアトリエの開始宣言をされたのですね。今はどのような状況か伺ってもいいですか。
Yuko : PJの受講が終わったすぐの2024年8月に、アトリエの屋号を考え始めました。それから、9月に華子さんとお話する機会があり「卒業後どうですか?」と聞かれ、「秋からアトリエ『Atelier liten bukett』を開くことにしたんです」と報告しました。するとたまたま秋に一時帰国する予定があった華子さんから、「子供と一緒に参加できる親子ワークショップの開催を考えてるんですが、講師をやってみますか?」と話をいただいたんです。すごく嬉しい反面、突然の大きすぎる機会に一瞬、お受けするか葛藤しました。でも「これを断ったら後で絶対後悔する」と思い、その場で「やりたいです」とお受けしました。
ーーーすごいですね。そんなスピードで事が進むなんて。
Yuko : はい。10月には第一弾の、ハロウィンワークショップを自宅のアトリエで開催しました。そして、11月にPJの親子ワークショップ。親子合わせて20人くらいのビッグイベントをやって、12月もワークショップを開催。目まぐるしく事が進みました。これまでなら、「先にビジネスモデルや事業計画書作ってからじゃないと何もできない」と考えていたので、何も進まないまま時が経ってしまっていたんです。PJ入会後は「気になっているならとりあえず1回やってみたらいい」という心構えに変わっています。動いてみないと何も始まらないし、動いた結果もらえる、子ども達からのフィードバックが一番重要だと思ったので。


ーーー実際にやってみて、どういう気持ちになりましたか?
Yuko : 学生時代に子供の遊び道具の研究をしていたので、『子供と遊び』はずっと自分のテーマでした。なので、実際に形になってきたのがすごく嬉しく、ライフワークを見つけたいという自分のビジョンに近づいてきているなという実感があります。それに実際にやってみると、想像以上に体験してくださった方が喜んでくださったので、「もしかしたら何か意味があることができるかもしれない」という希望が芽生えました。これからが本番だと感じています。
ーーー PJに入る前には、想像してなかったようなところまで行っちゃったという感覚でしたか?
Yuko : そうですね。PJ入会時は「いつかアトリエをやりたいと思ってるんです」と心に秘めていることを一応言ってみたぐらいの感覚で、まさかPJ卒業後すぐに始めるとは思っていませんでした。実は今までずっと「ライフワークを見つけたい」と思ってきて、新年に「今年はライフワークに取り組む」と目標を立てるんですけど、結局、「何もしなかった。できなかった。」と振り返る年が続いてました。今年は「ライフワークに取り組んだ!」とやっとチェックできるな、みたいな。今年一年よく頑張ったなという達成感があります。
ーーー では、2024年から動き始めたライフワークで、2025年はどうしていくのか伺ってもいいですか?
Yuko : 今、季節の仕事とか、もの作りを楽しむアトリエを開いてるんですが、PJに入ってからは、プラントベースの料理を作ることもすごく楽しいんです。華子さんの作る料理は、ビジュアルでも楽しい。今、庭でハーブやお野菜を育てているので、自分の庭から食材をテーブルに持ってくるというような、プラントベースに絡めた料理教室も、大人向けにやりたいと考えています。また、今まで開催したワークショップは、玉ネギの皮などの野菜(草木)染めや、野菜の端切れを使ってスタンプにしてクリスマスカードを作るというものだったんですけど、『野菜そのもの』と『手仕事』の親和性が高いと感じているんです。だから、PJの料理もみんなでやりたいし、お野菜と絡めた、もの作りもしたい。そんな感じで、自分のアトリエに『PJらしさ』も取り入れていきたいと思ってます。


ーーー PJはどんな人におすすめしたいですか?
Yuko :かつての私自身がそうだったように、子育てしてると子どもファーストになってしまう人は、特に日本には多いと思うんです。でも、母でも、自分のことを後回しにせずに、自分のことを考えていい。「お料理は家族のためじゃなくて自分が楽しむもの」という風に発想が変わるのがPJのすごいところだと思っています。なので以前の私のようにお疲れママとか、「自分の人生を豊かにしたいと思ってるけど、何したらいいのかな?」と思っている人とか。「疲れて何もできない。でも変わりたい。」という人にもぜひ試していただきたいです。まずはこのコミュニティに入ってプラントベースを食べて、プラスのエネルギーをいっぱいもらったら、好転し始めるんじゃないかなと思います。
ーーー 貴重なお話をありがとうございました。
Yukoさんの自宅アトリエ『Atelier liten bukett』(スウェーデン語で小さな花束)の情報は、こちらのインスタグラムをご覧ください。

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