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NY生活18年目にして見つけた、理想のプラントベースライフ。プラントベース料理教室を開始したMayukoさんにインタビュー!



【PJウェルネスプログラム1期受講生】アメリカ在住・Mayukoさん



1期受講生のMayukoさん。ニューヨーク在住で、現地の食事や和食を続けていくことに違和感を持っていたところ、プラントフルジャーニーに出会いました。旦那さん、息子15歳、娘13歳の4人暮らし。Mayukoさんはどうしてプラントベースに惹かれたのか、PJ後に始めた新たな挑戦について、話を伺いました。





米国の食生活に飽き飽き。日本食にフォーカスしない、プラントフルジャーニーに無我夢中に。


ーーープラントフルジャーニーはどのようなきっかけで知るようになりましたか?


Mayuko: 私は18年間アメリカ在住でこちらの食生活に悩み続けてきました。色々試したものの、自己流には限界があるな、と感じている時に、Youtubeで華子さんを見つけました。最初は、植物性由来の食材だけで美しそうな料理を作られているのに惹きつけられました。


ーーー自己流の頃は、どのような料理をされていたのですか?


Mayuko: こちらではベジタリアンのメニューが豊富なので、ベジタリアンのブログや本を読んで、真似して作ってみたりしました。でも、体系的な知識がないので、自分の食生活に落とし込むことはできませんでした。あとは、NY近辺では日本食材が何でも手に入るので、和食も作っていました。でも、和食の場合は、知ってるものを作るだけなのでマンネリになり、食材も日本の2、3倍のお値段で、続けていくのが難しいと感じていました。


ーーーMayukoさんはよく「私は18年間、このアメリカの食生活に心底飽き飽きしてたんです」とおっしゃってたそうですか、そういうふうに感じられたのは、外食をされた時でしたか?


Mayuko: 外食のときもそうですが、友人と過ごす時が顕著でした。例えば、自宅でホームパーティーをするときは、よくバーベキューにしてお肉を焼いてたんですね。人を呼ぶならちゃんともてなしたいと思って、いいお肉を用意して。みんなが喜んでくれるんですけど、ゲストが帰ってホッとしたら、私自身は一切れか二切れしか食べてなかった訳です。そういうことが続いて、私はお肉が食べたいわけではないんだ、と気づいたんです。でも、一体何が食べたいのか?は自分では分からない状態でした。


ーーーなるほど。その時は、何が食べたいのか分からない状態になっていたんですね。


Mayuko: はい。自分の心の声を無視し続けていたので、分からないって悩んでいました。それで、色々みていく中で、アメリカやヨーロッパのプラントベースのYoutubeも見てみたりしたんですけど「キレイな料理だな」ぐらいにしか思わなかったのに、華子さんの動画に出会ってギュッと強く惹きつけられて。「私はこれが食べたかったんだ。プラントベースで人をもてなしたいし、自分のライフスタイルにしたい!」と心底思うようになりました。


ーーー他の方と華子さんのプラントベースは、何が違っていたんですか?



Mayuko: 華子さん自身の魅力ももちろん大きかったですけど、日本人だけど ”日本食にフォーカスしていない点” も重要でした。私も日本人ですが、和食を作って食べることが目指したい食生活ではなかったので。華子さんは海外でよく見る食材を使うレシピが豊富で、華子さんに出会うまでは、そういう食材の栄養価が高いことを知りませんでした。だから「これを学びたい!」と直感的に思ったんです。プラントベースのスペシャリストでこんなに鮮やかな食事を作れる日本人は華子さんぐらいだったので「絶対にこの方から学べば、理想のライフスタイルを実践できる」と主人にも力説しました。




ーーー印象に残ってるYoutubeの動画はありますか?


Mayuko: 『パパラザニア(華子さんのパートナー、パパが作るプラントベースのラザニア)』です。パパと子どもが一緒に作っているのも素敵だったんですが、それ以上に、”植物性由来の食材だけでラザニアを作る” ことを考えたことがなかったので、衝撃を受けました。


ーーープラントベースに移行する前に、体の不調はありましたか?


Mayuko: 米国の食べものに飽き飽きしていただけで、特に不調があるとは思っていなかったんです。アメリカに来てから、産後も含めて10kgほど体重は増えていました。体重は全然落ちなかったんですけど、周りもそうですし、私自身特に気にしてなく、そういうものだと思っていました。ダイエット目的ではなかったですが、受講中に自然に7kg落ちました。


ーーー入会して予想以上によかったところはありますか?


Mayuko: 受講した目的は、華子さんから教えていただくプラントフプラントベースだったので、コミュニティはあくまでおまけっていうイメージだったんです。でも入ってみたら、皆さんが同じような目的と志だったのですごく心強かったです。久しぶりに、子供のころのように無我夢中で講座を進めていったという感じで、すごく楽しい12週間でした。


ーーー何がそんなに無我夢中にさせたのですか?




Mayuko: 料理はもともと好きだったので、新しい料理を覚えるのも楽しかったんですけども、それよりも朝起きるのが楽になって、目覚めた時のエネルギーの高さを自分で感じるようになりました。PJを始める前は、高い化粧品を闇雲に買って試しても、効果イマイチでしたが、今は、特に高くない化粧品で肌をいい状態にキープできるようになりました。以前は、思春期の娘とちょっとしたことで口喧嘩になってたりしてしたんですね。そんな時に、私の方もイラッとしてお菓子を食べたり、夜だったらワインを飲んだりして、無意識にストレス解消をしていました。なので、プラントベースにしてそういうことが一切なくなったのが、自分でもびっくりしています。栄養のある食生活のおかげで、心身のバランスが取れてきたんだと思います。プラントフルジャーニーで「食べ物」を変えるつもりでいたのに、いつの間にか「心」まで変わって満たされていった。それが私を無我夢中にさせたポイントだと思います。


ーーーお子さんはプラントベースの食事に慣れてらっしゃいましたか?それとも初めは、何これ?みたいな反応でしたか?


Mayuko: 最初は、家族を巻き込むことは考えずにスタートしたんですけど、毎週のようにプラントベースの作り置きをしているうちに、食卓にも並ぶようになりました。子供たちには強要したくなかったので「トライしたい」と言ったものはトライさせていました。今ではプラントベースのものも多く食べるようになっています。特に、豆なんかは毎日。栄養があり、タンパク質も入っていて、食物繊維も豊富なので「タンパク質は肉だけじゃないんだ」と納得したことが理由のようです。レンズ豆はこちらでは普通に売ってるんですけど、その便利さと栄養価の高さには関心しています。


ーーー他に座学で勉強した中で、印象的だったコンテンツはありましたか?


Mayuko: プラントベースの知識を学ぶつもりでいたのに、自分の内面を引き出してくれる内容があったのが印象的でした。「自分が将来どういう風な生活を送りたいかとか」を可視化したときは、たしか老後は二拠点生活をしたいとか、自分の好きなものに囲まれて暮らしたりとか、そういうことを書いたと思うんですけど、それに向かうには、何が必要(不要)かがはっきりしました。おかげで余計なものを買わなくなりましたし、余計なところに行かなくなりました。普段、思ってることを言語化、可視化する機会がなかったので、自分のことを知れるのもプラントフルジャーニーの魅力の一つだったなと思っています。


ーーープラントフルジャーニーのおかげで、今は当たり前になった自分や家族の新しい習慣が何かあったら教えていただけますか?


Mayuko: うちは子どもが大きいので、小さい時みたいに”お手伝い”をしてもらうことはもう随分なくなってたんですけど、プラントベースにしてまた野菜を切る、洗うなどのお手伝いをしてくれるようになりました。これは全然期待してなかったので、嬉しい誤算でした。子供たちがキッチンの周りで勉強しているときに「ちょっと手伝って」と言うと、普通に手伝ってくれる。肉を扱わず、野菜だけなので頼みやすいですし。思春期の子供たちと、新たなコミュニケーション手段ができて嬉しいなと思ってます。主人は仕事柄、外食が多かったんですけど、コロナを機に家で仕事することが増えて、基本的にプラントベースのご飯を食べています。美味しいのが理由でしたが、彼は体重が12kgも落ちたんです。それもあってかプラントベースをとても気に入っています。


プラントベース料理教室を始めて『第二の人生』がスタート


ーーーインスタグラム始められたとお伺いしてたんですけれど、なぜ新しい活動を始めようと思われたんですか?


Mayuko: もともとインスタグラムをするつもりなかったんですけど、プラントベースを作って試食をしてもらってた近所の友人に「インスタグラムで発信した方がいいんじゃないの?」って言われて。しばらく避けていたんですけど、やってみようかなと思ったんです。マインドフルネスキッチンという名前にして、インスタグラムも発信して、その後に料理教室もスタートしました。


ーーー料理教室まで始められたんですね。大きな決意だったのではないでしょうか?


Mayuko: そうですね。自宅を開放したり、子供が帰ってくるまでの自分の時間が削られるとかはありましたが、「新しいことをやってみようかな」と前向きに思えていました。一人でも多くの人にプラントベース知ってもらうための『入口』を作りたい、という強い思いがありました。海外在住の方が、昔の私と同じように、値段が高いのに、レシピがわからないからという理由だけで、日本の食材を遠くまで探しに行っているのをたくさんみてきましたから。和食の材料を一生懸命探すよりも、近くのスーパーで、手頃な値段で、しかもオーガニックならさらに栄養価の高い食材が手に入る。下手したら日本よりも恵まれてる環境にあるので、それを知って使ってほしい。だから料理教室で試してもらうのがいいかな、と思いました。私は自分が悩んでた時にプラントベースで体も心も救われたので、一人でも多くの人が救われれたらいいなという気持ちでやっています。


ーーー素晴らしい活動ですね。私も華子さんの受講生なのでとても共感します。海外在住でもそうでなくても、和食にこだわらなくなったら食事の幅が広がり、豊かになりますよね。


Mayuko: そうですね。それって今までの人生でできた”固定観念”だと思うんです。和食で育ったから、家の食事は「和食」。プラントフルジャーニーの講座の中では、自分の固定概念にも気づかせてくれるワークがあるので、そういうのも自分を客観視する良い機会になりました。





ーーープラントフルジャーニーを終えてどういう気持ちになりましたか?感情をキーワードで言うならどういったキーワードが思いつきますか?


Mayuko: 感情ではないですが「プラントベースからエネルギーをもらってる」という感じですね。私は40代なんですけど、人生がだいたい半分終わって、去年から料理教室を始めて『第二の人生』がスタートしたと思ってます。プラントフルジャーニーに参加したおかげで新たな人生が動き出した。今まで悩んできた食生活の答えが見つかりましたし、例えば、他人からもらうイライラとかそういうのも感じなくなったり、ポジティブなエナジーで満たされています。


ーーーPJ受講後から一年以上経っていると思いますが、これまでどういう変化があったかを教えてください。


Mayuko: 講座中は初めて学ぶことだらけだったので、自分の生活にプラントベースが落とし込めず「練習している最中」という感じでした。今は一年半ぐらい経って自分の中に落とし込めているので、プラントベースが当たり前の食生活になりました。プラントフルジャーニーで学んで、一生使える、一生付き合っていきたい食生活をおしえていただけたので、今後、どこの国に住んでもブレない食生活ができるようになったと思ってます。それに、今でもインプットとアウトプットは続けています。スーパーに行って、毎週違う野菜を買うようにしていて、「これをどうやって料理をするといいかな?」と研究、試作をしています。



ーーー素晴らしいですね。抽象的な質問になるんですが、今後のビジョンとかこうしていきたいとか、目標があったら教えていただけますか?


Mayuko: 今後やりたいことは自分がやってる料理教室の中でミールキットのようなものをちょっと作りたいなと思ってて、自分で作る方もいれば、自分で作れないっていう方のために、一食だけでもプラントベースの食事を試してほしいと思っています。


ーーー 貴重な話を聞かせていただき、ありがとうございました。


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