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長年の料理コンプレックスを克服、料理好きに。主婦からバリスタに転身したTomokoさんにインタビュー!



【PJウェルネスプログラム3期受講生】滋賀県在住・Tomokoさん


3期受講生(2023年12月修了)のTomokoさん。元々は専業主婦で5歳の息子さんと、3歳の娘さんのママです。Tomokoさんは「料理嫌い」というコンプレックスを抱えていました。プラントフルジャーニーを始めて、今では一日中料理のことを考えているほど料理好きに変身。バリスタの仕事も始めて、一体どんな変遷があったのか。話を伺いました。



幼少期にできた料理コンプレックス。華子さんに出会って揺らぎ始める・・・


ーーー(インタビュアー)プラントフルジャーニーはどうやって知りましたか?


Tomoko: 受講する一年ほど前にYoutubeで華子さんを知りプラントベースを初めて知りました。最初は「そういうライフスタイルがあるんだな〜」ぐらいにしか思ってなかったんですけど、華子さんファミリーが囲む食卓の雰囲気が温かくて、楽しそうで、幸せそうで。そういう発信からちょっとずつ「プラントベースの料理ってどんな味なんだろう?食べてみたいな。」と思うようになりました。


ーーー 体の不調などでプラントベースに興味を持つ人がいますが、Tomokoさんはそういう理由ではなかったんですね。


Tomoko: はい。特に悩みがあったとかではなかったです。純粋に料理を楽しまれている華子さんの姿とか、家族みんなを巻き込んで食を楽しむ。そういう姿勢がいいなと思っただけでした。一方で、私は何年も専業主婦で料理をしているのに好きになれない。楽しくない。憂鬱。それでも毎日ご飯は作らないといけない。レシピのレパートリーが少なく「またこれにしちゃった。ごめんね。」みたいな申し訳ない気持ちで、家族に料理を出していました。


ーーー なぜ料理に引け目に感じていたのか、思い当たることはありますか?


Tomoko: うちは母子家庭だったので、母が料理するときはいつもバタバタ。仕事後にスーパーに寄って「もうこれでいっか」みたいな感じで晩御飯を作る。自分を食べさせるために母がせかせか頑張って作っている、という後ろめたさが子供ながらにありました。だから自分に子どもができて、いざ毎日料理するようになると「主菜、副菜にご飯と味噌汁を必ず作らなきゃ」という責任感というか重圧があり。「料理=超大変」だと感じていました。



ーーー そうだったんですね。華子さんのYoutubeを見始めてから料理に対して気持ちの変化はありましたか?


Tomoko: はい。華子さんは食べるのが大好き。料理が大好き。起きてる間ずっと食のことを考えてるみたいなスタンスの人がいることに衝撃を受けました。「プラントベースを生涯の仕事にしていきたい」ともおっしゃる。「人生変えるほど美味しかったプラントベースの料理ってどんなんだろう?食べてみたいな。」と私も興味が掻き立てられました。それに、華子さんの写真や動画に登場する料理は、これまで聞いたことがない名前や、食材を使った料理ばかり。全く味の想像がつかないところがより興味をそそられました。



ーーー プラントフルジャーニーに参加しようと思った直接的な理由はなんでしたか?


Tomoko: 華子さんに憧れて「華子さんが見ている世界を見てみたい」と思ったことが大きいです。よく「やりたいと思ったことはひとまず全部チャレンジしています」とおっしゃっていて「プラントベースのおかげで疲れないからできる」とも。「すごく忙しそうなのに疲れないってどういう感覚なんだろう?」って思って。そういうアグレッシブで、エネルギッシュなところもいいなと思いました。


ーーー これまで食生活をよくするためにプラントベース以外に試してみたことはありましたか?


Tomoko: 健康でいたいという気持ちはあったので、豆乳を飲んだり自家製のヨーグルトを毎日食べたり、日々できる小さなことはしていました。でも、ここ数年は子供が小さかったので育児に手一杯。とにかくお味噌汁にいっぱい野菜を入れて煮込むみたいな感じで、一品でたくさんの野菜を取れるようにしてました。


食に興味なし。でも初めて「食べてみたい、作ってみたい」と思えたプラントベースの食事



ーーー プラントフルジャーニーの説明会に出た時はすぐに受講したいと思ったんですか?


Tomoko: 説明会や卒業生の皆さんとのインスタライブも拝見して、講座を受けることに興味を持ち始ったのですが、引越しや家族のことにフォーカスしなきゃいけない時期だったので、一度入会を見送りました。PJは気軽な習い事じゃなく、本気で取り組むプログラム。その時はまだ心の準備が出来てないなと思いました。


ーーー その後にコミュニティを体験できる『体験プラン』に入会されたと思うのですが、この時は、なぜ体験プランに入会しようと思ったんですか?


Tomoko: 一度入会を見送ってからも引き続き華子さんのYoutubeやInstagramはチェックし、「やっぱり素敵だな」と思っていました。そんな時にちょうど体験プランのお知らせが来て、本プラン入会前に期間限定の4ヶ月だけコミュニティを体験できるとのこと。気になってるけど踏み出せていない私には「すごくいいチャンスが来た!」と思って迷いなく申し込みました。



ーーー その時は「料理が好きになれるかも」というような期待もありましたか?


Tomoko: その時点ではまだ。ただ料理に対して初めて興味を持って「やってみたい」と思っていました。それまではウェブや雑誌に載ってるレシピを見て「美味しそうだな」と思っても作ってみたことが全然なかったんです。なので私は料理や食べることにつくづく関心がない人間なんだな、とまで思ってたんです。でも華子さんの料理は初めて「作ってみたい!」と思って、実際にいくつか作ってみました。



ーーー 体験プランから本プランの方にアップグレードするまでは、どういう変遷がありましたか?


Tomoko: 体験プランで月に5個レシピが公開されるので、とりあえずその5つを必ず作ってみようと思っていました。もし4ヶ月間飽きずに全部作れたら本プランに入会することを目標にしてたんですね。実際、4ヶ月間は初めての食材や調理法がすごく新鮮で本当に楽しく続けられました。時間はかかるけど自分が作ってみたいと思ったレシピにチャレンジして形になる。「こんなに美味しい料理を一人で作れたんだ」という喜びや、家族に食べてもらって「美味しい」と言ってもらえたことがすごく嬉しくて。体験プランが終わる頃には「今の状態なら本講座に進んでも大丈夫」と自信があり、申し込みを迷うことはなかったです。



料理嫌いというより料理が苦手と ”逃げてる自分” が嫌だった



ーーー 本プランに移られてからの座学で、印象に残ったコンテンツはありますか? 


Tomoko: 印象に残ったのはこの講座の一番最初のワークで「自分がなりたい姿・ゴール・ビジョン」を自分自身と向き合って、考える時間がありました。自分の考えや理想の姿を深掘りして考えることって日々の中で全然なかったので、ワークを通して「自分がこういう人間になりたいんだな」とか、「こういう人に憧れてるんだな」というのを書き起こしたのがすごく新鮮でした。知らなかった胸の内に気づいてすごく印象的でした。


ーーー どんなことを発見されたんですか?


私はただ料理が嫌いという訳ではなくて料理が苦手と ”逃げてる自分” が嫌なんだなっていうことに気がついたんです。そして深いところで「華子さんみたいに料理を楽しめる人になりたい」という願望があったことも分りました。


ーーー 入会されてからつまずきそうになったこと、戸惑ったことはありましたか?


Tomoko: 私は地方に住んでるのでレシピに出てくる食材が全然揃わないというところが最初につまずいたポイントでした。ネットで探すんですけどオンラインだと少量で買えなかったり、まとめ買いしないと送料が高かったりでなかなか苦戦して。次第に「近所のこのスーパーにはこれが置いてある」という知識がどんどん溜まっていったので、スーパーの特徴に合わせて必要なものをまとめ買いして問題は解消しました。



ーーースーパーのマスターになったんですね。プラントフルジャーニーに参加してから体調の変化はありましたか?


Tomoko: 劇的な変化がありました。中学生の頃からお腹がすごく弱くて、遠出やテストの前など気持ち的に緊張する場面やストレスがかかるときにお腹を壊していました。脂濃いものを食べた日やお肉たくさん食べた時にも。出かける前にお腹が痛くて出掛けられなかったことや、出先で腹痛がひどくて、予定変更せざるを得なかったこともありました。でも講座の途中で「そういや最近お腹壊してないな」と気付いて。お手洗いを探して走るとか、胃腸薬を飲むとか、そういうのが全然なくなってました。おかげで生活の質はすごく変わったなと思います。


ーーー 料理から逃げている自分が嫌だと気づいたとおっしゃってたと思うんですけど、プログラム受講後にその意識は変わりましたか?


Tomoko: はい。今の自分だったら「時間がある時何してるの?」と聞かれたら「料理」と胸張って言えると思います。上手か下手かとか、スキルが高い低いとかじゃなくて料理をすごく楽しんでいます。


料理と向き合いコンプレックスを克服。バリスタの仕事も開始。



ーーー 「料理好き」になった理由は何だと思いますか?


Tomoko: プラントフルジャーニーのレシピ集の中から「今日はこれ作ろう」と決めて食材を買いに行って作る時間がすごく楽しいんです。受講生コミュニティのオンライン掲示板には他の方の『つくレポ』がどんどん挙がってくるので、「これも作ってみたい」という気持ちが湧いてくる。作りたいものがありすぎて時間の方が追いついていないという状況です。隙間時間があったら「これは作れそうだな」とか常に料理のことを考えています。


ーーー 華子さんみたいに食好きになられたんですね。料理のどういう時間が特に楽しいですか?


Tomoko: レシピを見ながら一人で無心でキッチンに立って料理をしている時間そのものが楽しいというか、リフレッシュにもなっています。初めての料理を作るのは、ちょっと実験的な要素がありチャレンジが面白い。家族にお披露目して「これ何だろう?食べてみよう」とみんなでワクワク。料理の感想言い合って家族団らんするのが至福のひとときです。


ーーー プログラムに参加されて「想像してなかったけど良かったところ」はありましたか?


Tomoko: やっぱりコミュニティの存在ですかね。同期の方もちろん、先に入ってらっしゃる方々とのコミュニケーションも楽しかったです。つくレポをあげると「美味しそう。私も作ってみます!」とかそういうやりとりが発生して。コミュニティのおかげでモチベーションを高く保てていたなって思ってます。気分の浮き沈みや体調不良とかで思うように作れない時もありましたが、自分を責めてしまうのではなく「みんなが作ってるから頑張ろう」と前向きに思えました。本当に優しくて、温かいコミュニティです。プラントフルジャニーを通して、世界中に住んでる受講生仲間と繋がり、家庭とも職場とも違う『心地のいい居場所』ができたと感じています。



ーーー Tomokoさんバリスタとして働き始められたと伺ったんですが、それはプラントフルジャーニーが影響してるんですか?


Tomoko: はい。料理のコンプレックスに向き合って克服したことで自己肯定感が上がったのと、華子さんがちょうどコルドンブルー(パリの名門調理学校)に入学されるタイミングだったのがありました。華子さんは二児の母でありながら、3ヶ月間、毎日通学する調理学校に飛び込まれ、すごく刺激を受けました。当時、私は仕事をすることは考えてなかったんですが、タイミングよく今の職場の募集があり、ビビっときて。下の子は保育園にも行ってなかったので難しいかなと思ったんですけど、「できない理由を探すんじゃなくてどうやったらできるかを考える」という華子さん言葉が思い浮かび、応募してみました。家族もサポートしてくれることになり、無事にバリスタの仕事に就くことができました。



ーーー 素晴らしいですね。最後に今後の目標があったら教えていただけますか?


Tomoko: まだ講座が終了して1ヶ月しか経っていないので、まだまだ新しいレシピにチャレンジしていきたいです。まだ試せていないレシピが沢山あるので。子どもたちに「プラントベースってね‥」と自信を持って伝えられるぐらいプラントベースの知識や理解もさらに深めていきたいと思ってます。




ーーー貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。



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