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海外生活の“食の不安”が、楽しみに変わったポーランド在住 Emiko さんインタビュー!


【PJウェルネスプログラム5期受講生】Emikoさん


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5期受講生(2024年7月修了)のポーランド在住、Emikoさん。夫の駐在に伴ってポーランドへ渡航し、現在は夫と子ども二人(8歳・6歳)と暮らしています。

もともと肉が得意ではなかったこともあり、少しずつプラントベースに関心を持つようになったEmikoさん。駐在前、先にポーランドへ出張していた夫が送ってくれたスーパーやアジア食材店の写真を見て、「日本と全然違う!」と実感し、食生活への不安が募ったといいます。

そんな中で出会ったPlantful Journey(以下PJ)。学びを通じて、海外生活という大きな変化を「不安」から「楽しみ」へと変えることができました。

海外生活をどう乗り越え、どんな変化が起きたのか。Emikoさんの“プラントフルジャーニー”を一緒にたどってみましょう。



変化は不安じゃなく、チャンスかもしれない——そう思えたあの日


ーーーポーランドへの引っ越しを前に、気持ちの変化があったとか。PJに興味を持ったきっかけを教えてください。


Emiko:夫が先に出張でポーランドに行ったとき、スーパーやアジア食材店の写真を送ってくれたんです。調味料や野菜の並びを見て、「やっぱりそうだよね」と思うと同時に、日本食材の少なさをあらためて実感しました。予想はしていたけれど、少し残念な気持ちもあり、いつも作っている和食中心の料理は作りにくいかもしれない――そんな不安が芽生えました。

このままでは食に困るかもしれないと不安になりました。

特に、日本食の定番調味料や食材が手に入りにくいこと、そして大豆以外のたんぱく質をどう摂るのかが分からないこと。この二つが大きな悩みでした。

一方で、植物性ミルクや雑穀など、現地でも手に入りやすそうな食材があると想像できました。和食だけにとらわれず、食のレパートリーを広げたい、知識をつけて食生活への不安をなくしたい。そんな気持ちから「今が見直すチャンスかもしれない」と思ったんです。——そう思ったとき、「これは食を見直すチャンスかもしれない」と感じました。渡航前に“軸になる知識と料理”を学んでおきたいと思い、受講を決めました。

ーーーその前にも、食への意識が変わるきっかけがあったそうですね。


Emiko:はい。きっかけは、たまに通っていたお気に入りのカフェで出された一杯の味噌汁でした。魚介の出汁を使っていない、野菜だけの“重ね煮”で作られた味噌汁に感動して。「こんなに深い味が出せるなんて!」と驚き、そこから重ね煮の料理教室に通い始めたんです。


「食養生」(体調を整えるための食事の知恵)や「一物全体食」(食材をまるごといただく考え方)にも触れ、「体は食べたものでできている」と改めて実感しました。動物性を無理に摂らなくても、十分満足できることに気づけた体験でもありました。


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ーーーPJに出会ったときのことを、もう少し詳しく教えてください。


Emiko:SNSで華子さん(Plantful Journey主宰)の投稿を見かけて、「野菜だけでこんなに表現できるんだ!」と衝撃を受けたのがきっかけです。色使いや盛り付けも美しくて、「こういうふうに作ってみたい」と心から思いました。


プラントベースのライフスタイルに惹かれて、最初はTPJ(PJの本講座を体験できる簡易プログラム)に参加しました。けれど終えてみると、「やっぱり自己流には限界がある」と痛感。もっとレパートリーを広げたい、知識も身につけたい――そんな思いが強くなりました。


何より心に残ったのは、TPJで出会った仲間との学びの時間。温かいコミュニティの中で、「一人じゃない」と感じられる喜びがありました。そしてPJレシピの美味しさや楽しさに触れるたびに、「もっと深く学びたい」という気持ちが膨らんでいったんです。


夫の赴任が決まったタイミングも重なり、「今しかない、渡航前にどうしても受講したい」と強く思いました。海外に移る前に、安心して料理できる自分になっておきたかった。それが、私が本講座に飛び込む決意をした理由です。


「料理を楽しみたい」気持ちが、私の軸に



ーーーPJを受講してみて、意外だったことはありましたか?


Emiko:PJの講座は、一般的な料理講座とは違い、自分の「ビジョン」や「ゴール」を言語化することから始まりました。ワークを通して、心身ともに心地よい食生活を送りたい、料理を楽しみたい、ポーランドでも毎日をポジティブに過ごしたい――そんな思いが自分の中にあることに気づけたんです。なぜプラントベースにシフトしたいのかを掘り下げ、自分のマインドを深く見つめ直せたことが、大きな収穫でした。


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ーーー 受講中に印象に残っていることはありますか?


Emiko:最初は「100%プラントベースにしなきゃ」と思っていましたが、受講を続けるうちに「自分の心地よい取り入れ方でいいんだ」と気づけました。こうじゃなきゃと決めつけず、柔軟に考えて取り入れるようになったら、気持ちがラクになり、むしろプラントベースを楽しめるように。気づけば自分らしいスタイルができて、自然と自炊はプラントベース中心になっていました。こうした発見があったのは、Q&Aに参加して華子さんや受講生の皆さんの話を聞けたおかげです。


PJの仲間の存在も大きかったです。誰かの投稿を見るだけで、「私もやってみようかな」と背中を押されて。ペースも自分で選べるし、温かい空気感の中で無理なく続けられました。

レシピを学ぶだけじゃなく、暮らしや考え方まで自然と変わっていく。その変化が嬉しかったです。


ーーーご家族の反応も気になります。


Emiko:夫や子どもも特に何も言わずに食べています。魚が好きな息子のリクエストで取り入れることはありますが、「肉がないと嫌だ」と言われたことはありません。小さい頃から少しずつプラントベースを増やしてきたので、それが我が家では普通になっています。


ーーーEmikoさんにとっての「料理の楽しみ」とは何でしょう?


Emiko:  私はジグソーパズルが好きで、「どう組み合わせたら食材をキレイに使い切れるかな」と考えるのが楽しいです。

買い物は週2回。その前日には冷蔵庫を整理して、具だくさんスープにするのが定番になっています。そうやってキッチンに立つ時間が、今はとても心地よくて。子どもが学校に行っている午前中に、新しいPJレシピに挑戦したり、ゆっくり料理する時間は、私にとって心がほっとするリフレッシュタイムです。


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ーーー今では料理が「楽しみ」になっているんですね。Emikoさんが作るお料理は、いつもとっても美しくて、おいしそうです!


Emiko:全然器用じゃないんですけど(笑)。キッチンは散らかるし、時間もかかる。でも、子どもが学校に行っている午前中に、ゆっくり丁寧に料理するのが、今の私の楽しみです。


以前は適当に済ませてしまうことが多かったけれど、今では「ひとりおうちランチ」の時間が充実するようになりました。ハードルが高いと思っていたレシピも、やってみると意外と簡単に作れることがあり、料理の幅が広がるのを実感します。小さな挑戦を重ねる時間でもあり、「今日もちゃんと自分のためにごはんを作れた」と思えることが嬉しいのです。



海外にいても、自分らしいキッチンがつくれる


ーーー海外生活の中で、PJに入会してよかったなと思う瞬間はありましたか?


Emiko:はい。ポーランドのスーパーでは、日本のように新鮮な野菜ばかりが並んでいるわけではありません。時にはカビの生えたものが売られていたりして…。


でもその代わり、オーガニック野菜や豆類、雑穀、果物の種類は豊富で、日本よりも安く手に入ります。


PJで学んだことで、何か特定の食材がなくても「今ここにあるもので料理できる」という自信がついたのは大きな変化です。野菜ひとつにしても使い方のバリエーションが広がり、初めて出会う食材にも挑戦できるようになりました。自然と食材の知識も増え、渡航前に抱えていた「海外でちゃんと食べていけるかな」という不安も消えていきました。


気づけばレパートリーも増えて、食事づくりが楽しくなりましたし、何より心強いのは、オンラインでコミュニティのみなさんと繋がれること。知り合いが少ない中でも、同じ想いを持つ仲間がいることが生活の支えになっています。そうした瞬間に、「PJに入会してよかった」と心から思います。


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ーーー海外での買い物、苦労も多いのでは?


Emiko:最初は本当に戸惑いました。名前が分からない野菜や、商品の裏に書かれた原材料を読みたくても、ポーランド語は全く分からず、近隣諸国の言語はあっても英語表記はない商品がほとんど。毎回スマホで翻訳に頼り、電波がないと本当に何も分からないんです。そんな状況に疲れてしまい、スーパーでの買い出しが憂鬱に感じられる時期もありました。


でも、そうやって時間をかけて覚えていくうちに、「ここでもちゃんと暮らしていける」という実感がわいてきました。失敗やうまくいかなかったことも、今では大事な経験だったと思えます。


ーーー体や心の変化も感じますか?


Emiko:便秘知らずになったのは嬉しい変化です。夕食後すぐに動けるくらい体も軽くなりました。忙しいときほど「自分のために丁寧に暮らす」ことを意識するようになり、それが心の整え方になっています。


ーーー最後に、これからのビジョンや目標があれば教えてください。


Emiko:PJの講座を終えてもうすぐ1年。今はアドバンスコースのPBEC(エキスパート/ウェルネスコーチ認定資格講座)を受講していて、今後はPJ認定コーチの道も視野に入れています。


私は「プラントベースの取り入れ方を教える」というより、「一緒に進む」伴走者になれたらと思っていて。誰かの背中をそっと押せる存在になれたら嬉しいです。


そして、自分の暮らしを整えることで、心が満たされる。その感覚を、もっと多くの人に伝えていけたらと思っています。


ーーーEmikoさん、ありがとうございました!



料理は「特別な人だけのもの」じゃなくていい。今の私が、いちばん私らしい


Emikoさんの言葉は、どれも自然体で、でもどこか力強さを感じさせてくれました。


「海外で暮らしているから」「育児中だから」——そんな制限にとらわれず、今この瞬間の自分を丁寧に生きる。


その先にある心地よい暮らし方を、教えてもらった気がします。


どこにいても、何がなくても、「大丈夫」。


そう思える食卓を、あなたも今日から始めてみませんか?



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300名以上の女性たちが食から人生を変えた

【Plantful Journey プラントベース・ウェルネス・プログラム】

8期募集中!入会締め切りは9月22日(月)日本時間23:59まで プログラムの詳細・お申し込みはこちらから↓ https://pj.plantful-journey.com/p/hM5qeSD0F4T8

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